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よってらっしゃいみてらっしゃい…ホラーアニメの“例の曲”5選


『ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!』
『ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!』
昔から「幽霊の正体見たり枯れ尾花」とよく言ったものですが、それはさておき、ホラー漫画界の大御所である伊藤潤二先生の作品が久々にアニメ化されるそうです。続報を待ち焦がれるあまり特設サイトを何度もリロードしているのですが、トップページに『富江』『首吊り気球』『死びとの恋わずらい』『なめくじ少女』等の画像がピックアップされているだけで胸のときめきが止まりません。ねぇ、淵さんは? 淵さんは出てこないの?と机をバンバン叩いたところで時間が余計に進むわけでもないので、今回は寝苦しい夜になんとなくテレビをつけることすらためらわれるホラーアニメのタイアップ曲をご紹介します。「一番恐ろしいのは人間」とか「人の欲や業こそ恐怖の権化」といった内容のものではなく、ぐっちゃぐちゃのびっちょびちょのどっろどろの造形の“人ならざるもの”に理不尽かつ不条理に襲われるほうです。

1.「me to me」(’17)/MONO NO AWARE

みんな大好き斎藤工がストーリーテラーを務める問題作、『世界の闇図鑑』のエンディングテーマに起用されたMONO NO AWARE。7?80年代のノスタルジーを刺激するローファイサウンドは幻惑的な音の襞を広げ、反復するディレイの中で乾き切ったニヒリズムが言葉遊びとともにこぼれ落ちる詞は“シティポップ”に食傷気味のリスナーの足首をも掴んで引きずり込むほど濃密。SFもUMAも都市伝説もごた混ぜの荒唐無稽さとホラーの間隙を縫う本作と、今年の『フジロック』にも抜擢された期待のニューカマーのタイアップには度肝を抜かれましたが、STYLE BAND TOKYOの脈動も感じさせる輝度の高い楽曲には、「あぁ、怖いけど怖くない…」と少しだけ励まされました。


https://www.youtube.com/watch?v=eMGmdDTTmlA2. 「怪々絵巻」(’13) /てにをは × AVTechNO! feat. 初音ミク

みんな大好き人気作品『闇芝居』。紙芝居をモチーフにしたレトロな画風や演出、ものの数分で画面を凝視する気力をズタズタにされるストーリーテリングに負けず劣らずの壮絶なインパクトを残した1期の主題歌がこちらです。くぐもったダーティーなメロからサビで唐突に半音上がって不安感を与える奇妙な構成、ベースミュージックを取り入れたおどろおどろしいトラック、文脈や辻褄を無視したコラージュ的な詞を淡々とキュートに歌い上げる初音ミク。ボーカロイドというジャンルにしかなし得ないハイブリッドさが集約された、鵺のような一曲です。シリーズもいよいよ5期に突入しましたが、1話も2話も面白かったので、このままの勢いでトイレに行く度胸を切り裂いてほしいです。

3. 「春のかたみ」(’06)/元ちとせ

みんな大好き薬売り様の復活フラグを某アニメーターさんがツイートしていらっしゃいましたが、もうご覧になりましたか。ノイタミナシリーズでもひときわ異彩を放つ『モノノ怪』から10年経ちましたが、この曲は同作の前身となる『怪?ayakashi?』のエンディングテーマで、松任谷由実・正隆夫妻による共作です。儚くともこの恋こそがすべてと朗々と力強く歌い上げる元ちとせ、彼女の民謡を軸とした独自の歌唱法をとことん際立たせるためにバックで淡い情景を描くトライバルなアレンジは、日本の古典的な怪談を大胆に脚色したアニメの観賞後に打って付けの清涼剤となりました。全編通して陰惨なストーリーなのでね、笛の音が春のそよ風のように総会に吹き抜けるのがいいんですよ。

4. 「Sexy sexy,」(’00)/CASCADE

みんな大好き“学校の怪談”。児童書、漫画、実写映画等、最早“学校の怪談”自体が普通名詞になっているんじゃないかというくらい派生作品が数多生まれているのですが、こちらは2000?01年に放送されたアニメのエンディングテーマ。原宿系を標榜するルックスからビジュアル系にカテゴライズされることも多かったポップパンクバンド・CASCADEによるテクノポップナンバーです。ボサノバ調のイントロがスパニッシュなリフに同期し、軽薄で猥雑な恋の歌にメランコリックな影を落とし込み、アニメで散々恐怖を味わった子供の“大人への扉”をノックしたものです。CASCADEは2002年に解散するも、2009年に再結成。直近のライヴ映像では、キュートで毒っぽいヴォーカルも健在でした。

5. 「The Sore Feet Song」(’04)/アリー・カー

みんな大好き『蟲師』を世に放ったアートランドが倒産してしまいました。厳密には“ホラー”よりも“ファンタジー”と言ったほうが適確かもしれませんが、“異形のもの”と人との関わりが作品の主軸となることと、アートランドへのリスペクトを込めて。このアリー・カー、グラスゴーのシンガーらしいのですが、『蟲師』関連以外の情報は全く日本のメディアで取り上げられていないので、作中の“蟲”よろしく、まるで雲をつかむような存在です。穏やかなヴォーカルに瞬きのように繊細なアルペジオは、アニメの淡い寒色のグラデーションや幻想的な光源の精緻な作画をそのまま表したようで奇跡的なまでに符合しているのですが、柔和なトーンのまま突拍子もなく《強盗もしたし熊も殺した》と歌い上げるので気が抜けません。

TEXT:町田ノイズ





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